今回読んだ書籍
鋼の自己肯定感 ~「最先端の研究結果×シリコンバレー の習慣」から開発された“二度と下がらない"方法 宮崎直子
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主張はずっと同じ。自己肯定感とは、と定義してから、上げ方のワークを紹介している。誰でも、いつからでも、どこからでも自己肯定感はあげられる。なぜなら、自己肯定感は決意だからだ。 今ここで、「過去に何があっても、今どんな状態でも、未来に何があっても、私は私を受け入れ愛する。自分は一生自分に寄り添い、自分の親友になる」と決めてしまえばいいのだけである。
「すべての人が幸せになるために生まれてきた。」
自己肯定感とは。
自己肯定感はずっと高いままにできる。その定義は人によって様々だし、上げ方に対するアプローチも様々である。自分に合ったもの、自分の状況に合わせて実施すればよい。
まず、自己肯定感とは、何があっても自分の味方でいること。つまり自己肯定感を上げるとは、自分を世界一の親友にすること。
仕事があろうがなかろうが、自分は自分。自分の価値は1ミリも変わらない。旅行に行く、学校に行く、起業する。いろんなオプションがあってそれが当たり前。いわゆる自分の「持ち物」以前に、自分を「存在レベル」で肯定できる。ありのままの自分を無条件に受け入れ、愛すること。
自己肯定感 と 自己効力感 と 自己有用感 は混ぜてはならない。
自己肯定感と一緒によく用いられる言葉に、自己効力感=「自分は何かができる」 。自己有用感=「自分は誰かの役に立っている」 。これらを混ぜこぜにして語ることは非常に危険。
自己効力感
自分の存在価値を何かができるということに頼っている ので、その何かができなくなった途端、大嫌いな自分がむき出しになり耐えられなくなる。
何かができるという自己効力感だけ高めると、それが上手くいかなくなった時に大きく崩れる。
自己効力感:自己肯定感が低いからゲームをして手軽に上げようというのは、自己効力感を一時的にあげているにしか過ぎない。
自己有用感
「誰かの役に立っている」という感覚だが、その背景にある自己肯定感によって意味合いは大きく異なる。
すでに満たされた自分が、溢れる余力や善意から誰かの役に立とうとした結果として得られる喜びなのか。それとも、不幸な自分が「自分には価値がない」という思いを埋めるために、他人に必要とされ、感謝されることで存在意義を確認しようとする喜びなのか。同じ「役に立つ」という行為でも、その内実は正反対である。
後者(自己肯定感が低い)の場合、自己犠牲が常態化し、やがて他人にも同様の犠牲を無意識に期待するようになり、他人の成功や幸福を素直に喜べなくなる。
自己有用感:仕事やセックスなどで誰かに必要とされたい、と思うのは自己有用感であり自立できていない。他人軸であり、依存的である。
自己肯定感
(存在レベルの愛情:赤ちゃんに対する無条件の愛)
特定の状態の自分を受け入れることはできても、すべでの状態の自分をありのままに受け入れることはできない。=他人もありのままを受けることができない。
自己中(条件付きの愛)では、比較したり、自分の持ち物で愛しているため、それがなくなると自分を愛せなくなってしまう。
他人に左右されない。
自分らしく人生を謳歌 するという人生の本質に照らし合わせると、自分が常識だと思っていたことがいかにつまらない、どちらでもいいことだったのだとわかる。自分の思い方次第で人生はどうにでもなるということ。
自分には無限の可能性があるというプラスの自己暗示だけかけてチャレンジし続ければ、自分が夢に描いた人生が待っている。 法律、ルール、時と場合によって変わって当然だし、想定外のことが起こったら、自分の幸せや安全を最優先して上書きしても構わない。
「常に貪欲であれ、常に愚かであれ」
君の時間は限られている。だから誰かの人生を生きて、時間を無駄にしないで。 常識(ドグマ)に囚われるな。
「常に貪欲であれ」というのは、現状に満足せず新しいことに挑戦し続けろ、常に上を目指せということ。「常に愚かであれ」というのは、自分がやりたいことであれば、愚かなことでもどんどんやり続けるような人間であれという意味。
対処療法をいつまで続けていても、自己肯定感は上がらない。
上司に褒められれば自己肯定感が上がるから、上司に褒められ続けるように頑張る。同僚に批判されると自己肯定感が下がるから批判されないように頑張る。このアプローチは実は虫歯の対処療法のようなものだ。この状態ではあなたはどんなに頑張っても、組織が変わりあなたの仕事を認めてくれない上司や同僚に出会うたびに、あなたの自己肯定感は下がってしまう。根本的な解決法にはなっていない。
自己肯定感を上げるワーク
自己肯定感を上げ下げするものの正体を暴く
あなたの自己肯定感が日常的に、上がったり下がったりしているとしたら、あなたが条件付きで自分を肯定したり、否定したりしているからだ。例えば、見た目、性格、過去に自分がしたこと・しなかったこと。必要なのは、いつでもそばにいて優しく励ましてくれる自己肯定感が高い自分自身。
要因その1 他人からの評価
人から評価されないと生きていけない、だから人から評価してもらうために行動する という思い、そして行動パターンに気づき、それを意図的に書き換えることだ。大人になったあなたは、他人から評価されなくても、もはや死ぬことはない。他人に認めてもらうことを、あなたの行動の動機にする必要はない。
まず、自分は他人からの評価を気にしないと決意する。
要因その2 他人との比較における自己評価
人脈が少なくても自己肯定感は果てしなく高くて構わない。いつでもどんな状態の自分でもありのままに受け入れる のが本物の自己肯定感である。
要因その3 失敗と成功
鋼の自己肯定感を持つ自分になるには、生きる目的を根本から考え直し、失敗や成功の定義を書き換えればいいだけである。
人の性格や能力はいつでもいくらでも変えられると信じて生きている成長マインドセット の人は、自分の能力を証明することに意味を感じない。今の自分の能力をさらに伸ばすことが生きる目的なので、失敗を恐れるどころか、失敗をそもそも失敗と思うことなく、新しいことに次から次へと挑戦 していく。
要因その4 不測の事態
自分は生きている価値がある。自分は天から見放されていない。体が不自由な自分を不自由なりに受け止め、愛することに決める。
以前できていたことが全くできなくても、それとは関係なしに存在レベルで自分を受け止め愛する。
自分の現在地を知る
自己肯定感のバロメータ がどの程度あるか?1~10で評価する。例えば、5:自分のことが好きな時もあれば、嫌いな時もある。自分の中で好きな部分もあれば、嫌いな部分もある。その割合が五分五分の状態。
自己肯定感に影響する条件や要因は?
見た目、仕事、友達の数、才能、性格、今まで自分がしたこと、他人からされたこと。
例えば、性格:他人と比較して自分はああなりたくない、や ああいう風になりたいのになれない。と思うことがある。仕事をしていて、あの人に報告したくない、怒られたくない。なかなか声がかかけられない。相手のことを気にしてしまう。引っ込み事案である。
自己肯定感を上げるワーク
常に「私はダメだ、何もうまく行かない」とネガティブな考えを持ち、自分に語り掛けていれば、脳はその証拠ばかりを集める。
アファメーション というのは、自分で自分に語り掛けるポジティブな言葉のこと。 このアファメーション を使えば、あなたの自己肯定感を高く安定させることができる。「私は」など、主語をはっきりさせる。
私は自己肯定感を「ありのままの自分を無条件に受け入れ、愛すること」と定義した。そう、鋼の自己肯定感とは条件を1つもつけずに受け入れ愛することなのだ。
自分・他人を許す
行為は許さないけど、人は赦す。
あなたは、いつからでもどこからでも鋼の自己肯定感を育てて、最高に幸せな人生を送ることができる。あなたがこれから作る輝かしい未来のためにも、引きずっている過去をそのまま許し、お礼を言って前に進み始めよう。例えば、自分が過去に誰かを傷つけたことを悔やんでいたら、「私は自分を許します」 とアファメーション を使おう。人を赦すことは、自分を赦すことと表裏一体で、いい人になるためではなく、自分の心の安定を保つためにすることだ。
宇宙は私を愛しています
物事を判断するときに人に賛成してもらえるか反対されるかという人のレベルで判断するのではなく、天という人間を超えた偉大な力があるとして、その天が賛成するか、反対されるかで判断する。自分は常に宇宙に愛されていることに気が付くこと。
私には無限の可能性があります
「私には無限の可能性があります」というアファメーション は「私は何も証明する必要がありません」と対になっている。
持って生まれた才能や性格はスタート地点でしかなく、その後いくらでも変えられるし、成長させることができ、それこそが人生の目的だと信じて生きれば、人の目は気にならなくなる。自分の才能を証明するために何度も同じことをするのではなく、次々に新しいことに挑戦して、自分を成長させていくことに喜びを感じる ことができる。
自分を辛くしている価値観の相違に気付く ~徹底した自分軸で生きるために~
自分軸で生きる。 悪意のある意図的な言葉や行動は対処できるが、難しいのは、悪意のない人、むしろ自分を愛してくれている人との間に生じる価値観の相違である。アドラー心理学 的には、課題の分離と関係しそうである。
嫉妬心を味方につける
他人への嫉妬心は扱い方次第で、自分の成長を助けることもできれば、自分を滅ぼすこともできる。であれば、嫉妬心を自分の味方にする方法を身につけてしまおう。自分が欲しいものを他人が手に入れていても、自分も簡単に手に入れられると思っていれば、嫉妬心は生まれない。嫉妬心が生まれるのは、「自分がそれがものすごく欲しい」なお且つ「自分にはそれを手に入れるのが難しい」と思っているとき だ。
2つの声のワーク
大事なのは、自分の心の中で拮抗している恐れの声と愛の声を意識的に聞き分け、愛の声を勝たせるトレーニン グをすることだ。やり方は簡単だが、少しコツがある。テーマを決め、恐れの声を書き出す。愛の声を書き出す。
罪悪感と自己嫌悪、自己否定からの解放
本書の自己肯定感の定義である「ありのままの自分を受け入れ愛する」ということは、罪悪感と自己嫌悪、そして自己否定から解放されるということでもある。自分を赦して許すために、あなたがやることは2つ。
1.自分にどんな条件を課しているのか、自分の何が赦せないのか(許せないのか)把握する。
2.把握したら、ひたすら自分を赦して許す。
自分に条件を課して、自分を赦せないでいる・許せないでいる自分に気が付いたら、アファメーション を作り唱えてほしい。
失敗は勲章
本当の失敗は、失敗を恐れて新しいことにチャレンジしないこと、行動しないこと。
鋼の自己肯定感を育てるために様々な考え方を実際に”行動に移して”実践すること で、その思考でよかったのだと実感できる。だからと言って、行動できない自分、すぐ諦めてしまう自分を決して責めないでほしい。行動できない理由のほとんどは「恐れ」。 行動できない原因の原点は、明確なビジョンの欠如 だ。
不明確なビジョンによる行動できないループ
不明確なビジョンによる行動できないループ
「不明確なビジョン→不明確・あるいは大きすぎるゴール→達成できる自信の欠如→中途半端な努力→ゴール未達→達成できる自信がさらに低下→さらに中途半端な努力→ゴールに再び未達→ビジョンの諦め」
ビジョンを明確にするには
1. 理由を明らかにする。なぜをはっきりさせる。
2. 目標を見える化 する、言葉や図にして可視化する。
3. 目標は大きくて良い。スモールゴール・達成可能な小さなゴールを設定しその1点に集中する。
4. 成功まであきらめず、天という偉大な存在が見守ってくれると信じる。
5. 他人と比較せず、加点法で自分を評価する。
自分が本当にしたいことを見つけるワーク
ノートに日付を書いて次の3つを思いつくまま書き出す。
①したくてしていること。
②したくないのにしていること
③したいけれどしていないこと
②はあなたがしないといけないと思っていること。している理由が自分が条件つけている価値観かもしれない。例えば、収入や会社の看板イコールあなたではない。※能力や収入を条件にするのではなく、無条件で自分を愛する。
③はあなたがしたいのに理由を付けていけないことだと同時に思っている。
「逃げる」は勇気のある尊い 行為
あなたにとって最善な環境で過ごせるように、劣悪なかんきょうから一目散で逃げる。慣れ親しんだ環境を離れ、裁量の環境を自ら選ぶことは、弱いことでも卑怯なことでもない。それはむしろ勇気なのだ。一緒にいるべき人かどうか決めるには、以下のような判断基準が使える。
・あなたがその人の前でありのままでリラックスした状態でいられるか
・その人と話すと気分がポジティブになれる、楽しくて仕方ない。
・その人に会うのが待ち遠しい
所感
自己肯定感は決意である。自分軸で生きるために、他人に左右されないように生きる。
そのためには、自分はこんな能力を持っている、自分はこんなに人の役に立っているだけで自分を武装 してしまうと
その武装 が剥がれたときに生きていけなくなる。ありのままの自分を好きになるということ。
ありのままの自分を好きになるには、アファメーション 。自分自身が好きだと言い聞かすこと、主語をはっきりさせて言葉にして口に出す。過去のしこりが残っているのであれば、自分自身を赦す。
成長マインドであれば失敗を失敗と思わない、失敗を恐れて挑戦しないことが本当の失敗である。