SBI証券 株主優待を低リスクで取得、クロス取引の方法

現物買いと信用売りを同時に注文することで、株価変動のリスクを相殺します。優待取得の規定日まで保有することで、低リスク(手数料や貸株料のみ)で優待を取得する。

取引時期の決定

権利確定日が2022年12月末の場合、一般信用売り(15日)では15営業日で算出するので、新規建可能日は12月9日~となる。

権利付き最終日 権利落ち 権利確定日
2022/12/28(水) 2022/12/29(木) 2022/12/30(金)
リンク

株主優待クロス取引のための一般信用売りカレンダー
権利確定日一覧 - みんかぶ

信用売り

信用売りを注文する際はまず「一般信用売り在庫状況」を確認する。証券会社ごとに決められている数を超えてしまったら信用売りはできない。優待目的の投資家はこの在庫状況と、日割りした貸株料の天秤で注文するかどうか決めている。

  • 一般/日計り売建受注枠:▲(残りわずか)
  • 株数:100株
  • 価格:成行(なりゆき)&条件:引成(ひけなり)※前場後場の最中の場合は最終取引の引成とする。前場前の場合は寄付でも可。
  • 期間:当日中
  • 信用取引区分:一般(15日)

信用売り画面

現物買い

信用売りの注文が完了したら、株式を調達します。これは現物買いなので、約定金額分の余力を事前に入金する必要があります。

  • 株数:100株
  • 価格:成行(なりゆき)&条件:引成(ひけなり)※信用売りと同じ条件で注文する。
  • 期間:当日中

現物買い画面

注文照会

この状態、前場もしくは後場の最中でクロス取引の注文が完了したら、「注文中」で照会画面に表示されます。

現渡(げんわたし)

信用売りし、現物買いした銘柄を現渡しし、手じまい(決済)する必要があります。これは、権利付き落ち日にすることが推奨されています。権利付き最終日の当日15時以降に実施すると当日分として処理されることがあるようです。

取引 > 信用返済・現引現渡 から対象の銘柄を選択して「現渡」のリンクを押下。「注文株数」に、現渡しする株数を入力して注文します。

参考リンク

SBI証券でのクロス取引のやり方|売り注文(一般信用取引)を出す
SBI証券でクロス取引!実際の画面でトレード方法を解説・株主優待をお得にタダ取り