AIの創造性:新たな四字熟語『別日同腹』の謎に迫る
最近聴いている ゆる言語学ラジオにて、DeepL翻訳が出した存在しない四字熟語が話題になっていたので少し調べてみることにした。
元動画
DeepL翻訳が出した存在しない四字熟語「別日同腹」が怖すぎる【おたよりを読む回】#186 www.youtube.com
動画内の文脈
堀元
一応、DeepLに同様に今の時点でどうなのかって調べてみたんですけど、本当に別日同腹って出て、別の訳語に別日同存、それから 別日同事みたいな、僕ちょっと聞いたことないような四字熟語を訳語として返してきていて。
水野
DeepL翻訳が出した存在しない四字熟語
つまり、DeepL翻訳で、different day same existance の日本語訳として AIが存在しない四字熟語を生成した。それが、別日同腹 であったということである。
確かに、別日同腹は検索してもヒットしない。(もしかしたら、今検索してこの駄ブログを開いてしまった人はいるかもしれないが。)
別日同腹 の意味とは…
それぞれの意味を考えてみる。まずは、別日。
べつ‐び【別日】
別の日。ほかの日。
そして、同腹。
どう‐ふく【同腹】
1.同じ母から生まれたこと。
2.心を同じくすること。また、その人。
つまりは、別の日であるが、心を同じくすること。different day same existanceとも概ね意味は一致する。
AIが自ら考えて新しい表現が生まれて、インターネット上に公開されまた学習していく。新しい熟語や言葉は機械から産み出され定着する日も近いかもしれない。
それでは、今日はこの辺で。
あとがき
なじみのない四文字熟語でずっと、同日別腹と書き間違えていました。
用例名 Boston's bossさん から来ました。
DeepL翻訳という優秀な翻訳機があるのですが、たまに存在しない(と思われる)言葉だけど、なんとなく言いたいことは分かるものを返してくるのが面白いです。
これはその例の一つですということで、『different day same existance』だから、日が違っても 同じ存在 みたいなことですよね。
に対して『別日同腹』っていう四字熟語を返してくる。